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浦安市 中町人 液状化対策

市街地液状化対策について、住民参加で進めていくための備忘録・整理の意味でまとめています。

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舞浜3丁目住民説明会で工事の中止を報告

本日の舞浜3丁目住民説明会では、想定どおり市は工事の中止を打ち出してきました。
中止の結論については、市長の意向が反映されているものと考えられます。
詳細の説明会資料に基づくご判断は後段のpdfでご確認頂けます。

出席者からの連絡では、下記のような感想と意見が出ていたとのこと。

・これまで7年間も努力してきたのに到底、納得できない。
・未提出者が146戸もいるのを「反対」と見做すのはどういうことか。
・同意率の高い地区だけでも始められないのか。

出席された方の意見です。なるほどと納得できるものです。(原文ママ)

市の仕事も「お役所仕事」過ぎますね。
「集計したら、率が低かったので事業出来ませんね」
という趣旨でしたが、「同意率が低かった」という事実に対する論理的な結論は「この工法、この予算では同意が得られなかったので、別の案を引き続き検討します」というのが正しいはずで、それを「事業(自体を)中止」と言ってしまったので、これまで一生懸命運動してきた(一部の)住民からすると「ふざけんな」ということでしょう。

今日の場は、「まずはアンケートの結果をお知らせして、同意率が低いので市としては事業中止の方向」と伝える場だとのことで、順当に行くと、然るべきプロセスで条例を変更する(事業を中止する)という流れを市は目論んでいたと思いますが、なにぶん紛糾したので、今後の進め方は定かではありません(冒頭45分の説明の後、質問セッションが1時間超にもなった)。

2018/03/15 (Thu) の前エントリーで指摘したように、住民の賛成数から、また、一軒当たり巨額の5850万円、総額230億円のプロジェクトの実施は絵に描いた餅でした。工事の物理的可能性のアセスメントの前に、100%の住民合意を前提とした市街地液状化対策という大前提を満たすことができないからです。

終戦処理には手順が必要です。
あらためて市街地液状化対策の再検討も一つの考えですが、7年も経過した今、殆どの地域で道路復旧が終わっている今、あらためて別の市街地液状化対策で道路を掘り返すのは現実的ではありません。
折に触れ提案してきたオルタナティブな減災計画である、道路の地下水位自然流下工法を否定し続けてきた市の姿勢は責められても当然でしょう。

内田市長を中心に、何故このような惨状を招いたのか、市長は議会に100条委員会設置を要請し、前市長、副市長、東畑委員長などを招致し、原因究明と責任の所在追及にあたるべきだという強い意見が寄せられています。
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