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浦安市 中町人 液状化対策

市街地液状化対策について、住民参加で進めていくための備忘録・整理の意味でまとめています。

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美浜3丁目西ブロックの市街地液状化対策事業説明会

9月3日(土)に行われた美浜3丁目西ブロックの市街地液状化対策事業説明会につき、概容が判りましたのでお知らせするとともに関連の資料もリンク添付します。
説明会で、「道路の液状化対策は終えた、この工事は宅地の液状化対策」,「格子状で液状化は防げるので摩擦杭は不要」「反対者が居ても隣が地中壁を引き受けてくれればできる」などとかなり危ない話をしているようです。
午後の部の個人負担額では、街区一律で@260万円が提示されたが、口頭にてブロックごとに@230万円と@290万円に修正された。
午前の部の質疑では以下のような質疑があったようです。午後の部は2時間の説明が2時間半超となり、終了後、地権者代表がいる6街区の皆さんが集会所に集まり、事業推進に向けての意見交換が行われた。
・2から5街区の負担額 → @183万8千円、6街区及び12~14街区は260万円ほど。
・再同意書の提出は9/16まで郵送または持参。提出無きお宅には市から連絡。
・29年1~3月に家屋調査、4月に工事着工、30年3月に完工見込みとのことです。
・質問の内容から見ると本工事に疑問を持つ人も多いとみられ、着工に至るか否か不透明です。
・(警察署から注意があったにも関わらず)他方で人権侵害ともいうべき強引な説得工作が続いています。
FAQ液状化対策 もご覧ください。
201693日 午前10時~12

 [ 醍醐室長あいさつ ]
 弁天2丁目で合意が成立したが中断している。舞浜3丁目で76戸が合意して着工間近である。その周辺(舞浜3丁目102戸中101戸が合意)でも9月議会にかける予定。それに続いてこの地区(美浜3丁目の旧8番地)が続く(質疑の中で8番地北側の説明会が今日の午後行われることが説明された)。 
[ 佐々木氏の再設計の報告 ]
 20160903美浜三丁目説明会資料(pdf)に基いた説明。 
 3ページで1宅地1格子と明確に言い切っていた(資料上は「1宅地1格子を基本に・・」と書かれている)。 


 工事費は1宅地当たりの自己負担額が1,838,800円で、前回(1,620,900円)比217,900円増額。市の負担は1,000,000円x66宅地で66,000,000円。宅地部分の総額371,044,800円の2分の1(公が半額負担)の185,522,400円から市の負担66,000,000を差し引いて119,522,400円が民間負担。これを事業参加の65軒で分担すると1,838,806円となる。前回比増額の要因は規模が縮小してスケールメリットが減った影響が16万円と不同意のお宅の負担部分が5万円。 
[ 質疑応答 ] 
A氏
Q 今回、設計の基本部分には変更がないという事か?レベル2の地震には対応しているという事か?見積もりの妥当性の検証と業者選定のプロセスを開示して貰いたい。
A レベル2の地震動においても改良体が壊れないという事である。発注の仕組みが複雑で1社からのみの選択。 
B氏
Q 反対者は自分がやらないでも工事に賛成しているのか?工事差止の訴訟を提起されることはないのか?
A 公共工事について差止請求はあり得るので、本件についてもそうしたことがあるか否かは判らない。但し裁判所はその様な訴えを退けるであろうと信じている。
C
Q 世話人からの圧力がかかっているがそれは別として、合意が成立していない地区が多いが不成立となった理由は何か?このような工事は談合懸念の払拭のためにも競争入札が基本と思うが如何か?
A 100%合意が求められる難しい事業である、反対者を除いて隣地で引き受けて頂いて工事ができるか否かが事業の成否を左右する。20戸のうち2軒の反対でも上手い具合に行けば工事を完結できる。反対者からは反対の理由を聴取していないので不成立の理由は掴んでいない。
D氏
Q 実績のない工事なので、絶対大丈夫とは言えないと思うが、特に国交省の指摘するめり込み沈下のリスクはどうなのか?汚染物質が出てきた場合は?
A 液状化しないのでめり込み沈下はない。工事に伴う沈下もない。汚染物質が出てきた場合は適正に処理する。汚染物質の有無の調査は全戸というわけにはいかないが、1軒おきくらいにやる。 
E氏
Q 追加施策で予算超過の場合は?
A 基準値を超えた汚染物質が多く出た場合など金額変更の可能性はあるが、負担額が大きく変わることはない。 
A氏
Q 資料1ページの図において何故B-B’の線を再設計地区外にしたのか?
A 回答なし 
F氏
Q 直下型が来た場合に改良体が無用の長物になることはないのか?改良体の所有者は誰になるのか?土地を売却するときに障害物にならないか?
A 直下型に対しても壊れない(対策目標2.)。所有権については改良体は物件として扱わない事としている、やわらかい土が固くなったものと解釈する様に条例を使った。売却しても固い土(改良体)を守る義務は存続する。 
G氏
Q 一部参加しないお宅があるのに事業を進めて66軒分の費用を65軒で負担するのは平等性からおかしいではないか?また一部の地区で実施しても他の地区でやらないのではインフラには役に立たないのではないか?
A 平等性の観点からはおかしいが、多くの人が望んでいることなので、できる方法で事業を勧めたい。事業エリアでは液状化しないのでインフラは守れる。道路は補強済みなので宅地が液状化しなければ良い。
H氏
Q 工事の影響により被害が発生した場合はどうなるか、建築制限に与える影響は?
A 工事で傾いた場合、傾きの程度により市が費用を算定して補償する。建築制限については改良体の上から杭は打てないことになる等、若干の制限の可能性がある。液状化対策としては本件工事により建替え時にはベタ基礎で十分で杭は不要になる。 
I氏
Q 改良体が杭を巻き込まないか?
A 既存の杭はセメントミルクを使っているので影響はない。 
J氏
Q 再同意で不同意者が出た場合はどうなるか?
A 仮に4街区で各1人の反対者が出た場合は、事業の推進は非常に厳しいが、反対者が2街区の一人だけなら再度確認して金額の変更がなければ35街区での実施は可能。実施には道路を挟んだ2街区以上の参加が必要である、今後、道路の舗装や地籍調査も行わなければならないので再設計をやり直す時間的余裕はない。 
Jさん
Q 6~14街区の状況はどうか?2~5街区だけで大丈夫なのか?
A この街区と似たり寄ったりである。再設計ができたという事で同意の可能性は低くないと考えている、しかし(ほぼ全戸が同意している)当地区よりは低い。中町の戸建て全体でやるのが理想であるが66戸でエリアを守るのに十分である。道路部分は今回十分の対策をしたし、宅地は16 x 16mの格子を作る、ここ(25街区)だけで十分であり2つの街区だけでも対策効果が出る。




市街地液状化対策事業 説明会 ( 北街区分 )
2016年9月3日 午後2時~4時半過ぎ
対象は美浜3丁目3番地の6、8、10、12、13、14街区
全85宅地中69宅地が合意(約82%)

[ 佐々木氏の再設計の報告 ]
工事費総額は1,438,840,800円
1宅地当たりの個人負担額が2,604,200円
前回(1,620,900円)比983,300円増額。
前回比増額の要因              隣地に工事するための特殊な施工によるものが60万円
不同意のお宅の分担部分が60万円
市の負担が△20万円?
 
[ 質疑応答 ]
 
[樹木の移動に係る費用は?] 個人負担額に含まれる
 
[個人負担額の増加1百万円は大きい、延納、借入、固定資産税減税等の対応は?]
借入の制度は準備されている、国と市の補助は既に組み入れられている、県はそうではないので交渉中
 
[工事対象地区と断念地区の違いは何か?]
いずれも合意は7~8割で合意率に違いはない、違いは不同意者を除いての工事の可否
 
[工事の可否の判断基準に3戸連続不参加というものがあるか?]
本来の間隔は16m x 16mである、2戸連続不参加では当初目的は達しないが、やらないよりは良くなる、一方3戸連続ではかえってやらないより悪くなるので事業断念とした。
 
[個人負担金額について前回比増額の理由は?]
特殊な工法は費用がかかる。従来工法では1日3本の工事ができるが特殊工法は1日1本、
金額は従来工法が1本30万円に対して特殊工法は1本80万円。
 
対象の北部分の6街区を全体でやれば260万円であるが、ブロック別にやると一部の街区(恐らく6、12、13、14)は230万円で一部(8、10街区)は290万円となる。
2~5街区の方が個人負担額は安いが、その相違は勉強会等のこれまでのプロセスを別にやってきた事と合意率の違いから計算を別々にやった結果である。
 
[北と南のブロックを分けるのはおかしくないか?]
もともと旧8番地191戸は5つのグループで発足したが、なるべく多くの住戸がまとまった方が経済的なのでグループを纏めて計画を作った。2~5街区では66戸でまとまって、世話人が一生懸命に市に働きかけて各住民に情報を提供した。また2~5街区はは65戸の負担で66戸分をやるという事で状況が違う。世話人とは地元で自発的に考えて行動し地域住民の一人として事業を推進した任意の組織の方である。
 
[個人負担額は街区毎に決めるべきと思うが、全体か街区毎かはっきり示して貰いたい!]
230万円と290万円で結構である。この金額については本日は口頭でお示ししただけであるが、別途書面を作成して送る。
 
[事業対象外の街区の工事をやらない場合の下水道被害への影響は?]
配管については耐震化が進んでいるので液状化対策済である。道路のインフラ対策は本件「道路宅地の一体対策」だけで道路の単独工事はやらない。
 
[資料には、事業に関する説明は外部に業務委託していると書かれているがどういう事か?]
施工についてのご意見、クレーム等については一義的に住民は市に言って頂いて市が業者に当たる。
 
[街区の一部(例えば半分)で事業が出来ないか?]
工事をやらなかった宅地に悪影響が出てしまうので、街区の一部ではできない。
 
[家が傾くことが心配である。10年間の瑕疵担保責任を負担して貰いたいが可能か?]
瑕疵担保責任は施工不良があった時だけで、通常は1年であるが本件は2年。
 
[既存の摩擦杭等に与える影響は?]
改良体が杭に接して一体化してしまうことはあるが、注入に杭を損傷、破壊する様な勢いはない。
 
[本日の説明会の案内先は?]
同意書を提出して頂いたお宅。事業に参加はしないが工事のみ協力頂ける方も参加して頂いている。
 
[先ほどの総工事費は美浜3丁目全体か?]
本日対象としている北側の3つの地区だけである。
 
[コンクリートを埋めると長い間には敷地が沈下するのではないか?]
土を固めるイメージで比重は土と変わらないので沈下はしない。
 
[歯抜けは避けたい、物理的にできないという事はないのではないか?]
やるに越したことはないが、生活設計、家族構成も違うのですべての人が出来るわけではない。今回の提案が限度である。
 
[2~5街区の個人負担はいくらか?同じ地区で金額が違うのはおかしい!]
ほぼ100%なので183万円で提示している。66軒中65軒と85軒中69軒は比率が違うので仕方がない。不同意の人を参加させるのは難しいし、個人負担を求めることはできない。申し訳ないが計算方法をブロックにより変えることもできない。
 
[今回の再同意で不同意が出た場合はまた金額が変わるのか?]
6街区は2~5街区ができなければできない。隣接する街区については真中の街区ができなければ検討終了。端の街区が出来ないときは残る2街区で可能。金額を変えるにはさらに再設計する必要があるが3カ月もかかる作業であり不可能。今回が最終である。
 
[液状化は日本中にあるが格子状工法は初めて、弁天は止まっているし舞浜もおかしい様である。当地区は小規模ながら注目されており、できればモデルケースとして歴史に残る。金額が230万円であろうと260万円であろうとそれは問題外、金額にかかわりなく成約させたい。市はキチンとフォローして頂きたい!]
工法には実績があるが建物が建っている地区の工事は初めて、したがって施工管理が重要である。弁天は調整中であるが舞浜は順調で180宅地で工事に入る予定。
 
[9月の議会で本件が議題に上がる日時を知らせて欲しい、傍聴して反対議員を怒鳴りつけ/睨み付けたい!工事中のスターツの地盤改良工事について知りたい(Y氏)]
定例議会に舞浜101宅地部分の議案書を提出予定である。市のHPに載っているが9月20日に審議予定である。くれぐれも野次は飛ばさない様に!スターツはサンドコンパクションで液状化対策、また側方流動を防ぐために地中壁をいれる予定。
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