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浦安市 中町人 液状化対策

市街地液状化対策について、住民参加で進めていくための備忘録・整理の意味でまとめています。

勉強会に先立って

昨日、液状化対策室と個別勉強会の打ち合わせに行ってきました。emoji
9月1日(日)10時から、市の液状化対策室の担当の方々にお出で頂き、開催することで予定を取らせて頂きました。
この勉強会では、当地区固有の状況を踏まえた、ある程度、具体的な勉強会となります。勉強会の主旨

当13番街区18軒の液状化対策総コストは1.4~1.8億円、1軒に換算すると777~1,000万円の大規模なものです。各戸の負担は敷地部分相当の100~200万円以内ということの確認をしました。
各戸のフェンス部分については一旦、撤去の上、格子状壁の構築(地中下1メートルから下に13メートル迄)が行われますが、その場合の現状復帰コストは別途発生しません。
なお、震災時の液状化による土砂の吹き出しは、地下水位3メートル以下の地層の液状化のためと推定されます。

S邸のスウェーデン式サウンディング試験結果から見ると、地下水位迄の地層N値は20~15前後の固めですが地下3~5メートルにN値0域のシルト層があります(液状化のもとになった層)。その先、5.5メートルからN値が徐々に回復し、8~9メートルでN値20近くになります。更にその先10メートル以下では再びN値0域の劣化が起きます。
以上のことから、最大で地下13メートルまでの格子状壁の構築という市の説明は、当13番街区の液状化対策としても適切なものと思います。

なお、千葉県地質環境センターデータベース地質ボーリング調査によると、比較的近隣の
旧堤防の南西側鉄鋼通りリンタク付近はシルト層が9.5メートルから始まり、富岡交番付近ではシルト層が12~13メートルから始まっていることからみて、当地区に於いては10メートルのカバーは必要なのではないかと思います。変電所方面のデータがありませんので、ボーリングデータで補強する必要はあるかと思います。(参考:舞浜3丁目)

余談ですが、何故、旧堤防内側の道路に向かって住宅が不動沈下したかの理由について、市は、地中で液状化した土砂の逃げ場が堤防(堤防の設置されている深さは岩盤まで到達しているのではないかとの考えですが、トリム公園側の沈下情況から考えて10メートル前後ではないのかという感覚もあります)で抑えられ(堤防の外に移動出来ず反発し)、住宅の接道部から土砂の噴出が起きたための沈下ではないかとの見方をしています。当時の目撃証言と合わせると、理屈は合っていると思います。13番街区内側を走る道路は、その分若干の浮き上がり現象が起き、街区北側のニッセイ住宅側に接する方面の微少沈下を引き起こしたのかも知れません。

平成24年度に、格子状地中壁工法について、コンピューター解析と模型実験により対策効果の確認をしました。その結果の概要は次のとおりです。液状化の可能性を表す指標をFLと言い、1以上であればその可能性が低いということになっています。pdfの1ページ③、2ページ⑤をご覧いただければ、効果が担保されることがわかります。

 格子状地中壁工法の対策効果の検討結果概要(PDF形式 621KB)

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